先週に続き、最近仕入れたウンチクをば…。
音楽の音階として、誰もが知っている「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ」。
実はこれ、中世ヨーロッパの教会で歌われた聖歌を集めた、グレゴリオ聖歌の一つ、
「聖ヨハネ賛歌」と呼ばれる聖歌が由来となっているのだそうです。
聖ヨハネ賛歌。 ラテン語の歌詞はこちらです。
“Ut queant laxis, Resonare fibris, Mira gestorum,
Famuli tuorum, Solve polluti, Labii reatum, Sancte Johannes.”
(訳:汝のしもべが、弦をかきなでて、汝の妙なるわざをたたえ得るように、
このけがれある唇の罪をのぞかせたまえ、聖ヨハネよ)
下線部、歌詞の頭文字を見ると、「Ut、Re、Mi、Fa、So、La、Sa」となっているのが分かります。
この頭文字を音階に対応させることで、「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ」という音階名が生まれたのだそうです。
つまり、ドはドーナツのドではなく、レはレモンのレでもなく、
ミもファもソもラもシも全て、神を歌い、奏で、ほめたたえるためのものなのです。
今週も、歌いつつ歩みましょう。