打ち上げられる「言葉」

日本の夏を彩る「花火」。 小さな線香花火から、大きな打ち上げの尺玉に至るまで、この花火を民間で製造できる国は、非常に少ないのだそうです。

それは、技術の問題もさることながら、そもそも「火薬」を民間が扱える国が少ないためです。
現在、世界に約200ある国の中で、火薬を国が管理していない国はわずか10ヶ国。
そのうちの一つが日本なのです。

400年前、世界中が火薬を用いて戦争をしていた頃、日本は300年に渡り、江戸の平和な時代が続き、多くの文化や芸術が発展していきます。

そのうちの一つが「玉屋」「鍵屋」で有名な民間の花火屋さんだったのです。
殺し合いのための火薬を、日本人は芸術に使った。なんだか誇らしいお話しです。

私達の口から打ち上げられる、「言葉」は、火薬に似ています。

“軽率に話して人を剣で刺すような者がいる。しかし、知恵のある人の舌は人を癒やす。(箴言12:18)”

「言葉」を人殺しの為に振るうのか、花火に仕上げ、多くの人に 魅せるのか。

誇らしい選択をしたいものです。 祈り求めます。