圧倒的な御業

高校生の娘が、家庭科の宿題で編んでいたマフラーを「ちょっと手伝って!」と、おばあちゃんに渡しました。

…2時間後、ビシッと美しく編まれたマフラーは、元の5倍程の長さになっていました(この「おばあちゃん」は私の母です。)

圧倒的な能力の差に、「あとは自分でやる」と、彼女は今、編みかけのマフラーをあちこちに持ち歩き、せっせと続きを編んでいるようです。

始めは「あわよくば…!」と、楽をしたい気持ちがなかったとは言えないでしょう。
ところが、手伝いどころか、予想をはるかに超えた、圧倒的で惜しみのない技をまざまざと見せられ、「も…もう大丈夫ですから!」と、いつの間にやら、真っ当な道を歩き始めている。

…はい。これぞ「悔い改め」の仕組みです。

赦されざる罪の中から「あわよくば…」。
ところがお願いした方は、減刑どころか、命をかけて全て赦し、愛してくださいました。

そしていつの間にやら、今私は救いの道を歩いている。
予想をはるかに超えた、圧倒的な御業。

…祖母・孫コラボの「悔い改めのマフラー」。
編み上がりが楽しみです。