傘をさす

関東もいよいよ梅雨入りです。

先日雨の日、傘をさし、人通りの多い道を歩いていたときに、ふと気づきました。
人は基本的に、他人を思いやる心を持っている、と。

ほとんどの人が、傘を持って人とすれ違う祭に、相手を濡らさないように、傘を傾け、避けて歩いていたからです。

傘を高く上げてぶつからないようにする人。
人のいない車道の方に傘を傾ける人。
自分の傘を半分閉じてすれ違う人。

人によって思いやる「方法」は様々、というのもまた面白いです。
少なくともその時、自分の傘を握りしめ、私にぶつかってくるような人は一人もいませんでした。

ジメジメジトジトの雨の日にしか気付けない、人の思いやり。

苦難の中で磨かれ、育まれる品性。
そして主の恵みの福音の中で、それぞれの方法で隣人を愛する。

「愛とは、相手の為に自分の半身を濡らす覚悟である。」

これは結婚式のスピーチ(相々傘)限定の言葉ではなく、 梅雨の季節にもしっくりくる隣人愛の格言ですね。