日本の伝統工芸には、「金継ぎ」という、割れた器を漆と金で修復する美しい技術があります。
傷を隠すのではなく、あえて金で際立たせることで、その器は割れる前よりも価値のある、唯一無二の作品へと生まれ変わります。
実はこの技術は、私達の「弱さ」や「失敗」に対し、人という作品を造られた神から注がれる眼差しそのものと言えます。
私達は自分の傷や欠けを隠そうとしますが、主はそこにご自身の恵みという金を注ぎ、それを価値あるものに変えてくださいます。
パウロが「私の力は、弱い部分に完全に現れる」と誇った通りです。
私の「傷」は、主の恵みによって最も美しく輝く部分となる。
今週も、自分の弱さを恐れることなく、造り主なる主の御手(技術)に委ねていきましょう。